投稿日:2010年3月10日

カテゴリ: コラム, 連絡
担当:admin

金山店1周年をお知らせし忘れたweb店長のブログ

こんばんは!
カード・ブランチweb店の店長、ルコです。
Twitterにアカウント作りました。ruco_voiceで検索してみて下さい。

カード・ブランチ金山店も3月6日でなんとか1周年です。
皆様のおかげで、ここまでやってこられました。
(まだ1年?って思えるほど長い1年でした)
日頃のご愛顧ありがとうございます。

「ユーザーのためのカードショップであること」と、
「カードショップ経営を成立させること」は相反するところが多く、
顧客サービス向上をいかにショップの利益に反映させることができるか
を考え続けた1年でもありました。
選んでもらえるカードショップを目指しているわけですが、
選ばないお客様によって出る売上の方が大きく、サービスとは何かを考えさせられます。

様々なメーカーと関わる機会も多く、メーカーの意図を知ることができました。
しかしメーカーの意図は、「カードショップに来るユーザー」には向けられず、
「市場」に向けられているため、カードショップの努力は、
売上に貢献しない限り、「無意味」という結論を叩きつけられます。

大概のカードショップのオーナー様は、それを「カードゲームが好きだから」と
甘んじて受け入れているようですが、カードショップを「カードゲーム一般化」を目標に
作ったのだから、顧客サービス=利益増のビジョンを構築しなければなりません。
また大手ホビーショップの動向を見ても、昨今の中古市場の盛り上がりの通り、
テンプレによる増殖、低コストで最高のパフォーマンスによって、売上を伸ばしています。
「無駄なことはしない」これがカードショップの利益を上げるために出た結論です。

ですが、一般化、こと既存ユーザーを存分にフォローしようと考えたとき、
「無駄なこと」ほど必要なものはないのです。
まだ未成熟な土壌を耕すのは大変なことです。しかしカードゲームの土壌はまだできていません。
開拓者は鍬で荒れ地を掘り起こします。
開拓は「土地」なのか「金」なのか。
「土地」を選んだのがカード・ブランチです。

商売のイロハもないスタッフが情熱だけで鍬を振るカード・ブランチのスタイルは、
多くのカジュアルなユーザーに受け入れられ、ここまで来ました。

「カードゲームは人が多いほど面白い」

これは絶対です。
「カードショップに来たお客様」は既に鍬の対象外です。
「カードショップに来ないお客様」が鍬の対象です。
何かの機会に1度でもカードショップという未だ一般ではないマニアックな場所に来てくれたのだとしたら、
カード・ブランチは、徹底的にフォローし、印象を変え、環境を提供します。
これからも「カードゲーム人口を増やすカード・ブランチ」でありたいと思います。

今年も景気が回復するかどうかは怪しく、カードショップといえど油断はできません。
今のサービスのクオリティを維持向上させていくためには、失速は許されません。
カードゲームが大好きな皆様を徹底的にサポートするために、成長し続ける必要があるのです。

常連のお客様はカード・ブランチの挑戦や進化は見ていてご理解頂けると思います。
「無駄なこと」をいかにユーザー、店舗に有益なものにしていくのかを考え続けながら、
今年も「無駄なこと」に挑戦したいと思います。

カードゲームが大好きな人に選ばれる専門店であるために、カード・ブランチは頑張ります。
本山・金山とも未だ完成されたショップとは言えません。そこに進化の可能性がまだたくさんあります。
ぜひ今後ともご利用頂けると嬉しいです。
皆さんの大好きによって支えられているのが「カード・ブランチ」です。

ちなみに金山店は「平日」に1周年御礼としてシングルがお安くなっております。(詳しくはToCaGeの店舗ページで)
女性敏腕店長がいる全国でも稀なお店、カード・ブランチ金山店にぜひお越しください!