投稿日:2009年10月24日

担当:web店長

遅延じゃない!戦略だ!

こんにちは!
カード・ブランチweb店、店長のルコです。

ゼンディカー環境は、高速ビート、中速コントロールの激しいせめぎ合いの体を見せ、相性さも色濃く出てくる楽しい環境になってきています。
コントロールデッキは多色、ビートダウンは単色でと組み方も非常にわかりやすく、ここから始めるには持ってこいな環境なんですね。今マジックは、もっともオススメできる魅力的な環境を持つカードゲームと言えます。友達誘って始めよう!

■エメリアを舞う天使に通達■

我らが神聖なる領域に冒険者たちが侵入した。
彼らを傷つけることなく速やかに屈伏させよ。時には強大な力を持つ天使の軍勢で蹂躙するのもよし、時には彼の地のプレインズウォーカーの力で大地を砕け。
我ら天使に逆らうことを無謀なことだと冒険者たちの記憶に刻み込め。


光輝王ターボフォグ

フォーマット:2009年10月スタンダード(アラーラブロック+MTG2010+ゼンディカー)
デッキタイプ:ターボフォグ
キーカード:光輝王の昇天、エメリアの盾イオナ

土地(=22枚)
4:平地
1:山
9:森
4:陽花弁の木立ち
4:乾燥大地

クリーチャー呪文(=6枚)
4:極楽鳥
2:エメリアの盾イオナ

インスタント呪文(=18枚)
4:濃霧
4:絡め汁
4:天使歌
4:ナヤの魔除け
2:流刑への道

ソーサリー呪文(=4枚)
4:審判の日

エンチャント呪文(=4枚)
4:光輝王の昇天

アーティファクト呪文(=4枚)
4:吠えたける鉱山

プレインズウォーカー(=2枚)
2:復讐のアジャニ

戦闘ダメージを全て0にする濃霧系呪文を駆使して光輝王の探索を完了させよう。探索できれば2マナで飛行4/4の天使が駆けつけてくれる。4マナあれば2体、6マナあれば3体、それも毎ターン呼び出すことができるようになる。聖域に侵入するには無傷で4ターンを過ごさなければならない。どれだけ自分を守れるかがキーとなる。天使を呼び出すために稼いだターン数は決して無駄にはならない。9マナがたまった時点でイオナを召喚すれば、ほとんどの相手は投了せざるを得ない。イオナは指定した色の呪文のプレイを禁止するからだ。盛大な時間稼ぎの後に訪れる絶望。それがゼンディカーの天使たちの力だ。

投稿日:2009年10月13日

担当:web店長

男の赤単バーンは不滅です!

こんにちは!
カード・ブランチweb店、店長のルコです。
ゼンディカー環境皆様お楽しみでしょうか?
「野生語りのガラク」で「オランリーフ」を使い回したりと、
愉快なことができるゼンディカーですが、やはり「上陸」と「探索」は強い。
さすがテーマだけはありますね。環境がそちらに移行していくという意味でも、
今後ゼンディカーのカード群は今のうちに集めておかねば!

■赤単ギルドよりお知らせ■

昔から「赤単は男のロマン」なんていわれ続けた赤単も「探索」により、
火力精霊群を探しやすくなった。
赤単を使うプレインズウォーカー諸君には「火花を散らす一瞬の煌きに賭ける」
潔い戦い方がまたできる時代が来たのだ。


精霊赤単バーン

フォーマット:2009年10月スタンダード(アラーラブロック+2010+ゼンディカー)
デッキタイプ:赤単バーン
キーカード:ゼクター祭殿の探検

土地(=24)
2:溶鉄の尖峰、ヴァラクート
4:乾燥大地
4:沸騰する小湖
14:山
クリーチャー呪文(=11)
4:ボールライトニング(RRR)
3:地獄火花の精霊(R①)
4:板金鎧の土百足(R①)
インスタント呪文(=11)
4:稲妻(R)
3:噴出する稲妻(R)
4:火山の流弾(RR①)
ソーサリー呪文(=6)
4:精霊の嘆願(RRRR)
2:苦悩火(R+X)
エンチャント呪文(=4)
4:ゼクター祭殿の探検(R①)
アーティファクト呪文(=4)
4:吠えたける鉱山(②)

現環境で構築できるオーソドックスな赤単バーンデッキ。
短命な精霊を様々な山々を廻り見つけ出し、協力を請い、敵対するプレインズウォーカーを焼き払う。
最速4ターンで20点オーバーのダメージをたたき出すぞ。
フェッチランド起動で探索カウンター個2個、山をプレイして1個、合計3個で7/1速攻トランプルの精霊が出現するのが、ゼクター祭殿だ!
一気に精霊を呼び出せる爽快感抜群!

投稿日:2009年10月5日

担当:web店長

黒の時代は黒使いの夢

こんにちは!

カード・ブランチweb店、店長のルコです。

相変わらず風邪というかインフルエンザは流行っているようです。
気温の変化も激しい季節、皆さん体調管理はいつも以上に気をつけてくださいね。

最近は新作ラッシュでどこから手につけようかと困っています。
MTGは黒好きの私には嬉しい環境で「恐血鬼」+「エルドラージの碑」を組み合わせた
「恐血鬼エンジン」を考えてみたり。
「恐血鬼」のせいで墓地除外が流行ったら「広漠なる変幻地」で守ってあげようと考えたり。



■恐血鬼/Bloodghast  黒黒 2/1
クリーチャー 吸血鬼・スピリット

恐血鬼ではブロックできない。
恐血鬼は、いずれかの対戦相手のライフが10点以下である限り速攻を持つ。
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはあなたの墓地にある恐血鬼を戦場に戻してもよい。

■エルドラージの碑/Eldrazi Monument 5
アーティファクト

あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに飛行を持ち、破壊されない。
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。それができない場合、エルドラージの碑を生け贄に捧げる。


どんだけ「恐血鬼/Bloodghast」好きなんだよ!
だって強いんだもん!
ちなみに全体除去を受けたら広漠なる変幻地やフェッチランドを起動すればエルドラージの碑は守れます。
すぐにリカバリできる柔軟性ありです。「流刑への道」?それは先に強迫でもしておけ!

本当に気に入ったカードは、これ。



墓所王の探索/Quest for the Gravelord 黒
エンチャント

いずれかのクリーチャーが戦場からいずれかの墓地に置かれるたび、あなたは墓所王の探索の上に探索(quest)カウンターを1個置いてもよい。
墓所王の探索から探索カウンターを3個取り除くとともに、それを生け贄に捧げる:黒の5/5のゾンビ(Zombie)・巨人(Giant)クリーチャー・トークンを1体場に出す。



今まで1ターン目は「強迫」「思考囲い」の8枚体勢だったのが、
「強迫」だけだと1ターン目が心もとないということで、
1ターン目に設置して早ければ3ターン以内に5/5のゾンビ・巨人が出てくるというのは黒にとっては嬉しいフィニッシャー。除去されまいと手札にクリーチャーを温存しようものなら「思考の粉砕」。出てきたらどんどん除去してゾンビを呼ぼう。

他にもイオナ速攻降臨デッキとか、ゴブリン昇天デッキとか、
ゼンディカーはかなり遊べる!

速攻完売してしまったので、来週の再販待ちなんですがorz

投稿日:2009年9月28日

担当:web店長

MTG2010+ゼンディカー、ここが始めるタイミング!!

こんちちは!
カード・ブランチweb店、店長のルコです。
カードゲームを勧めることと教えることには定評のあるweb店長です。

さてこれから始めるカードゲーム!おススメNo.1!
現在唯一ともとれるカードゲーム・ザ・カードゲーム。
硬派なTCGの筆頭、米国製「マジック:ザ・ギャザリング(以下、MTG)」。

練り込まれた中世ファンタジーの世界観。
プレインズウォーカーという名の魔法使いとしての知的バトル。
そして世界各地でプロツアーの開催される、文化にもっとも近いカードゲーム。

国産の「萌え」文化に辟易しているカードゲーマーは、
今この時点を持ってMTGを手にとって見てはどうだろう。

■マジック:ザ・ギャザリングについて知っておこう。

版落ちするカードゲームである。
どういうことかというと、約1年半スパンで特定のセット(カード群)が使用できなくなるゲームである。

え?そんな昔の資産が使えなくなるゲームなんて最悪?

ちょっと待ってくれ。誤解がある。訂正させてくれ。

MTGにはスタンダード・エクステンデット・ヴィンテージという試合形式がある。

スタンダードは、もっとも新しいセット群で遊ぼう、というもの。
エクステンデッド・ヴィンテージは、もっと昔のカード群も含めて遊ぼう、というもの。

スタンダードは、
ゲーム環境の変化が激しく刺激的な形式であり、これから始める人にも優しい方法なんだ。

エクステンデットなどは、買ったカードを末永く遊べる「普通」の形式だ。

つまり刺激的なスタンダードだけを見ると「版落ち」があるように見えるが、
それは形式の目的から言ったらカードゲームを始めることを阻害する要因にはならないだろう?

それでもスタンダード以外はMTGじゃないというのであれば、こういう考え方をしてみてくれ。
そもそも1年以上も前に出たカード群が頻繁に使用されるカードゲームなんてない。
そもそもそんなゲームがあったら「環境が変わっていない」と言える。

TCGは環境の変化がなければ刺激的ではない。
それがないゲームは長く続かないだろう。
だから新セットが環境を揺るがす。

MTGの版落ちは、なんら始めることを躊躇する理由にはならないんだ。
それにMTGは優良カードが突然帰ってくることがよくある。いわゆる再録だ。
スタンダードだけ追いかけたとしても、そのカードはまたスタンダードに帰ってくる可能性がある。
それをMTGはその長い歴史で見せてくれているんだ。

■MTGは難しい?

MTGを難しく感じるかどうかは、そのとき出ているMTGのセットに依存する。
実際ルールは既存のカードゲームを遊べるのなら全くもって難しくはない。
これから始める場合も先入観なしに覚えれるのは実は楽なのかもしれない。

先に言っておく。
ルールブックを読んで覚えようと思ったら、どんなカードゲームでも難しく感じる。
習うより慣れろ、人に教わる法が1000倍楽!!
(カード・ブランチならティーチングはお手の物!)

実のところカードゲームというものは「多色カード」は禁断の果実なのだ。
「多色カード」を上手くコントロールできないデザイナーは、果実の誘惑に負けゲームを衰退させてしまう。

つまりどんなカードゲームでも「多色カード」が存在する場合、それは始める次期としては、
ハードルが高いんだ。

「多色」はそれだけで刺激的な環境をもたらすが、それに頼っていくと視覚的に感覚的にゲームを捉えることができなくなり、
結果的に「新規参入者」を減らしてしまう。

逆転しきれなかった「デュエルマスターズ極神編」や「ディメンション・ゼロ・サードセンチュリー」
なんかは、多色という禁断の果実に頼った結果だろう。

MTGは?
実は「アラーラの再誕」という発売中の最新セットはすべて多色。
ダメじゃないかーーーーー!!

この試みはデザイナーたちのエゴでありエンターテイメントを考えた結果なので、
玄人には面白おかしいセットである。

ということは始めるに適した時期とは言えなかった。

が、その後出た基本セット「MTG2010」、次なる「ゼンディカー」は、
単色カードが中心の普通のセット。
視覚的にわかりやすく、デッキも組みやすく、なにより強いカードが数多く揃っている。
また「ローウィン」というシリーズより原点回帰を始めたMTG世界が、
「エルフ」「ゴブリン」「ヴァンパア」「天使」「ドラゴン」などファンタジー鉄板の種族たちが、
強力な効果を持って揃い踏み。そうさMTGはもともとTRPGの派生で生まれたのだ。
ロールプレイの楽しみなくしてMTGにあらず。
そんなことを思い出させてくれるセットなのだ。

世界観が魅力的、単色セットでなおかつ強力、アラーラ?そんなの知らないなぁでも十分勝てる。
この状況で始めるタイミングと言わずしてなんという。

イラストも昔に比べたら随分日本人好みになったんだ。
戦う旅の仲間「プレインズウォーカー」のイラストを見てくれ。
超カッコイイぞ。彼らといっしょに多次元宇宙を旅できたら・・・。

さてこれは下世話な話だが、カードゲーム業界で働こうと思ったら
「MTGのプロプレイヤー」になることも1つの選択肢なんだ。

MTGのプロは賞金以外にも「職」に繋がりやすいのだ。
この業界のMTGプロプレイヤーの多さといったらなんと世界の狭いことか!
でもそういうことが可能だからこそMTGのプロは本当にプロなのだ。
やり込む先にそんな目的があってもいいと思う。

国産TCGは、萌え文化に寄っている。
それはカードゲーム産業からしたら「当たり前」の流れである。
それは否定しちゃいけない。
でもそうじゃないんだ!俺はそういうゲームがやりたいんじゃないんだ!って思ったんなら、
現時点ではこれしかない。
遊戯王?デュエルマスターズ?バトルスピリッツ?
今MTGに興味を持ったなら、そう思ったあなたが求めているのはそういうゲームじゃないだろう。

本気でMTGは今が始めるとき。これは間違いない。